赤本で志望校の受験傾向を知る
受験勉強の必須ツールとして重宝されているのが、赤本です。
その名の通り真っ赤で印象的なカラーをしている本ですが、この赤本には、大学ごとのこれまでの試験過去問が一挙掲載されており、受験対策には欠かせないブックとして知られています。
赤本は大学ごとに販売されており、志望大学別過去問が掲載されているのが特徴です。
その為、大学ごとにどの様な出題傾向があるのか、受験範囲や、受験で出される範囲の傾向を練りやすく、山を作りやすい点が魅力といえるでしょう。
基本的に例年出ている範囲は同じである事がほとんどですので、試験の傾向と対策を知って勉強をしたいと言うときにもぴったりです。
合格最低点、平均点をチェック
受験をする際には、合格最低点や、合格者の平均点を知った上で、受験対策をする事が重要になります。
合格最低点や平均点は、各志望校ごとに異なりますので、まず始めにチェックをしてから、赤本に取り組み、自己採点を行うと効率が良いでしょう。
赤本に挑戦する際に、合格最低点と平均点を超えていない場合は、早い段階で志望校を変えるか、勉強方法を見直す必要があります。
具体的にどこかを変えないと、そのままでは不合格まっしぐらな可能性がありますので、注意が必要です。
合格最低点や平均点は、ネットでもチェック可能ですので、活用して見ると良いでしょう。
志望校が決まった段階で、早めに準備を
赤本を始めるタイミングは、志望校が決まったタイミングがベストです。
志望校が決まった瞬間、その足で赤本を買いに行き、取り組み始めると良いでしょう。
赤本を購入するのは、早い段階に超した事はありません。
高校二年生の段階でも、ある程度志望校か絞り込めたのであれば、志望校いくつか分の赤本を揃える方もいます。
赤本は単純に勉強にもなりますので、金銭的にと時間的に余裕があれば、他の大学の赤本を見ても何かとためになるでしょう。
志望校がある程度絞り込めたら、絞り込めた分の学校をはじめ、受験をする事を決めている大学分の赤本を早いタイミングで購入する事が大切です。
新書で購入する事が一番ですが、お金を節約したいという場合は、中古で売られている赤本を購入しても良いでしょう。
ただし、新書の場合は最新の情報も掲載されていますので、大本命の場合は必ず、新書を購入することが大切です。