時間割は自分で決める
同じ義務教育外の教育機関であるものの、様々な違いがあるのが、高校と大学です。
違いには色々な部分がありますが、大きな違いの1つが、時間割になります。
高校までは基本的に、選択科目以外は決められた時間割で、決められたクラスメートと授業をうけるスタイルですが、大学ではこの授業スタイルが一変するのが特徴です。
大学では卒業するために、単位というものを取得しないといけません。
この単位は、授業を受け、無事に認定されることで取得出来ますが、卒業までに決められた単位数を集められないと、留年となります。
この単位を取得出来れば、卒業は出来ますので、単位の事を考えて自分自身で時間割を決めていくのが、大学の大きな特徴です。
時間割を決める際には、必修科目と呼ばれる科目と、選択科目と呼ばれる科目がありますが、必修科目は必ず時間割に盛り込まないといけません。
この必修科目にプラスして、選択科目を選んで授業をうけることで、単位を集めて卒業資格を得られるように調整します。
ただし、どんなに単位数があっても、必修科目を落とした場合は即留年決定です。
必修科目は絶対に認定されないと行けない授業ですので、十分注意をして時間割を組んでいきましょう。
時間割は自由に組んでOKですので、自分のライフスタイルに合わせて調整可能です。
例えば、1限は入れない、金曜日は授業を何も取らない、と言うようなやり方も出来ます。
このように、自由度が非常に高い所も、高校との大きな違いといえるでしょう。
ただし、自由度が高いからこそ、単位を落としたら留年など、制限がかかる部分もありますので、注意が必要です。
ゼミでより詳しい勉強を出来る
こちらも大学の講義の特徴としてあげられるのが、ゼミです。
大学は日本における最高レベルの高等教育機関としてあげられますが、より専門的な知識を深め、より特定の分野において高等教育を受けるべく設けられているのが、ゼミになります。
ゼミはゼミナールの略で、少人数で行う講義のことを指します。
少人数で行うからこそ、教授との距離も近く、生徒との距離も近くなることで、より勉強をしやすい環境が出来ているのが、ゼミの特徴です。
学校によっては、ゼミ合宿など、交流を深めるイベントが取入れられる事も多く、こちらも高校とは大きな差といえるでしょう。