AO入試で自分の強みを伝えよう

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AO入試はどんな入試?

AO入試は、アドミッションズ・オフィス入試の略で、学校側の求める学生像に受験生が会っているかを相対的に判断した上で合否を決める入試方法になります。
近年このAO入試を取入れた大学は多く、推薦入試や一般入試よりも手軽に行なえるとして、早い段階で合否が決まる学生も少なくありません。
学校によっては、夏頃には進路が決まり、残りは学生生活を遊んで過ごせた、というような学生も多いでしょう。

AO入試では主に、志望理由書と面接の2つによって、エントリーを行って行きます。
志望理由書にはその名の通り、どうしてその大学をうけたいと思ったのか、大学に入ったらどんなことがしたいのかなど、熱烈にアピールしていく用紙になります。
自分自身の考えをしっかりと伝える、大学側に送る手紙のような用紙ですので、非常に重要なツールです。

勿論志望理由書だけでは無く、面接や、学業成績、部活動の成績や、ボランティア活動、その他、学校外の個人的な活動において、自分自身をアピール出来るのが、AO入試の魅力になります。
一学生として、というよりも、一人間として、自分自身を伝えられるかどうかが、AO入試の大きなポイントになるでしょう。

推薦入試よりも自分をアピールしやすい

AO入試は、推薦入試や一般入試とは違い、数字での判断では無く、人間性の判断が主になります。
もちろん、ある程度は今までの学業成績などもチェックされますが、志望理由書や面接などで、挽回のチャンスが可能です。
自分自身を数字以外の部分からアピールし、大学側の目に止まれば、その分合格の可能性が高くなるでしょう。

志望理由書や面接における対策は、大学ごとによっても異なりますが、基本的には、自分自身の本当に体験した出来事を話す必要があります。
自分がどの様な経験を今までしてきて、どんなことを考えてきたのか、自分の生き様を見せられる試験ですので、嘘をついてはいけません。
嘘をついても面接官にはすぐにバレてしまいますので、本当に自分が思って居ること、感じている事を、きちんと伝えられるようにしましょう。

行っていない大学もあります

AO入試は、大学によって行っていない場合も多い為、自分の志望大学がAO入試を行って居るかどうか確認を行いましょう。
早い段階で申し込み締め切りが過ぎてしまう事も多いため、志望大学が決まっている場合は、3年になったと同時に試験対策を始めることが大切です。
慌てて試験準備をしても上手く成果が出ませんので、AO入試をうける際には、余裕をもって準備を行いましょう。