国公立大学入試の第一関門、センター試験
大学受験の第一関門として知られ、まずはこちらで一定の点数を取る事が求められるのが、センター試験です。
点数を初め、受験をしないといけない科目は志望大学によっても異なりますが、それぞれ一定のラインを超えないと、国公立大学入試すら受ける事が出来ません。
非常に狭き門の大学も多く、この段階でテストを受けられないと、志望校の受験すら難しくなってしまうでしょう。
そんなセンター試験は二日間に渡り開催されていますが、教科は大きく分けて6科目になります。
国語、地理歴史、公民、数学、理科、英語の六科目で、その内数学と理科は、1と2に分類され、科目が変わってくるのが特徴です。
試験内容によって配点や回答時間は異なりますが、大抵の場合1科目60分、国語都外国語は80分外国語のリスニングは30分とされています。
配点は一科目100点満点としているものが多いですが、こちらも、国語の場合は200点満点、外国語の場合は、筆記で200点、リスニングで50点満点と、配分が全く異なるでしょう。
全ての科目を選択する必要は無く、志望大学に合わせて受験する科目を選択し、受験を行います。
理科を受験する場合は少し事情が異なり、主にパターンが4種類に分けられており、A~Dの選択パターンの中から、1つを選んで受験をするのが特徴です。
また外国語の場合、英語のみならず、ドイツ語や中国語、フランス語や韓国語なども選べますので、必要に応じてこうした言語を選べます。
センター試験の特徴
センター試験は筆記テストではありますが、全問マークシート形式となっているのが特徴です。
マークシート形式に慣れていない方の場合、マークミスをしてしまうなどを起こしてしまう事もありますので、十分確認をしましょう。
このセンター試験ではテスト終了後、自己採点を出来るように、問題用紙に答えを記入しておくことが基本です。
試験後、テストの解答や配点はネットや新聞などですぐさま発表されますので、これらの解答を自己採点して、自己採点結果を基に、出願する大学を決めていきます。
受験料は、3教科以上で18000円、2教科以下の場合12000円で、成績通知を希望する場合は、別途800円がかかります。
基本的には自己採点で終了させる方がほとんどで、あくまで、自分の実力が今どの程度なのかを判断する材料の1つとして、終える事がほとんどでしょう。
もちろん、自分の解答をメモしておくのを忘れたなどの事情がある場合、成績通知を望む学生もいます。
ですが、成績通知が行われるのが4月中旬以降になりますので、自己採点目的で通知をしてもらうのは意味がありません。
目的を見失わないように、成績通知のシステムを利用しましょう。