センター試験利用入試とは?
特定の大学において、センター試験利用入試と呼ばれる制度が導入されており、より複数の大学や、各学部を併願して受けられる事もあり、重宝されています。
いわゆるセンター利用とも呼ばれるこちらの試験ですが、一般入試と比べると難易度が上がりやすい物の、その分、合格チャンスを増やせる点、効率良く確実に受験を出来る点が魅力です。
受験料節約にも繋がりますので、志望大学がセンター試験利用入試可能大学であれば、利用した方が賢明と言えるでしょう。
(参照) https://shingaku.mynavi.jp/cnt/etc/column/step6/center/
センター試験利用入試を取入れている大学は、主に、2種類のタイプに分けられます。
1つが単独型、もう一つは併用型と呼ばれるタイプです。
単独型の場合は、センター試験の結果のみで合否が決まるタイプの試験で、センター試験を受けて出願をするだけで、後は別途試験を受ける必要がありません。
センター試験の結果のみで合否が決まる分、他の事に時間を使えます。
反対に併用型の場合ですが、こちらはセンター試験の成績プラス、大学独自の個別試験の両方を合わせて、合否の判断が下されるのが特徴です。
双方の合計点で判断される事もあれば、センター試験と個別試験、点数が高い方が判断基準とされる場合もあるため、事前確認をしておきましょう。
大学によってどちらのタイプが利用されているかは異なります。
受験科目や受験教科数なども大学によって異なりますので、大学の募集要項をよく確認し、自分の受けたい大学の学部に必要な物を確認することが大切です。
高倍率で一般入試よりも合格が難しいことも
センター試験利用入試は、大学によっても異なりますが、募集人員が基本的に少ない分、非常に高倍率となるケースがほとんどです。
一般入試で受けるよりも何十倍も倍率が上がる大学もありますので、行きたい大学が特定されている場合は、無理をせずに一般入試を受ける事もおすすめします。
志望大学によって、合格ラインは全く異なります。
受験科目が平均的な点数を取れていれば合格となるような場合もあれば、受験科目全てがほぼ満点の状態で、やっと合格ラインを超えられると言うケースもあるのです。
大学によって合格ラインが異なりますので、例年の倍率などをチェックしたうえで、利用するかを決めていきましょう。
また、センター試験利用入試は、一般入試との併用が可能です。
志望大学の場合は、センター試験利用入試を利用しつつ、一般入試も申し込みを行っておけば、合格チャンスが拡がるでしょう。
ただし、出願のタイミングは大学によって異なりますので、忘れないように、早めに募集要項を確認することが重要です。
より確実に、大学合格を出来るチャンスが増える、センター試験利用入試。
上手に活用して、受験料節約、受験のチャンスを拡げるようにすると良いでしょう。